柳に雪折れなし！: 蒲田は何の街？

大田区ＪＲ蒲田駅前（東口）です。
（大田区は昔の大森区と蒲田区が合併したため、「太田」ではありません）
この街はさまざまな顔を持っています。

まずは、駅前にある工夫の像です。大田区一帯に広がる町工場。その産業の象徴ということでしょう。

次は、「キネマタウン」です。ここには戦前松竹の撮影所があった関係で映画の街でもありました。

戦後、跡地には「高砂香料」の工場が建っていましたが、最近になって再開発されて、現在は「アロマスクエア」と呼ばれる近代的な街区に変わっています。（右下のビルのあたり）

さらに、駅の西側には「ユザワヤ」が林立しています。いまや九州にまで進出している手芸とホビーの店の本社は、ここ蒲田です。

私もここに行くといくらでも時間がつぶせます。

そして、個人的には「餃子の街」蒲田です。

ＪＲ蒲田駅と、京急蒲田駅を中心に軽く20～30軒の餃子を売り物にした中華料理屋が点在しています。

ＪＲ駅近くの「歓迎」も人気の店ですが、以前訪れたことがあるので、今日は京急蒲田駅近くの「ニーハオ」で昼食にしました。

ここは羽根付き餃子発祥の店とも言われていますが、店は素朴ですし、なんと言っても安いんです。口に運ぶとパリパリの羽根の香ばしさに、肉汁が溶け合い、なんともいえない味わいになります。