日曜日、吉祥寺に向かう前のことです。昼前に2つ手前の荻窪に降り立ちました。「おぎさく」?いいえ今日の目的は違います。(おぎさくも覗きましたけど・・・)
南口に出ると北側とはまた違った風情の駅前です。
こちらは小田急バスの縄張り。
北側は関東バス(一部西武バス)の縄張りとなっています。
今日の目的は、ここ。
別府冷麺・温麺専門店 「尚屋」(なおや)さんです。
・・・店長のお名前から来ている屋号・・・
前の週に大分県人会の連絡メールで紹介されていたのを思い出し、是非一度食してみようと思いました。
駅からすぐなんですが、極めて狭い路地に面しています。
時間は11時20分くらい、45分からと書いてある情報もあるんですが、店には12時開店となっています。
ちょっと時間があるのでもう一回り・・・・・・
駅前に戻ると、ここにもあったハナミズキ。
習性で思わず撮影しました。
そして11時45分ほど、さあと思って戻ってみると・・・
こんなことに!
ちょっと失敗しました。のんびり撮影している場合ではなかったのです。
この店はカウンター10名のみ。
私は15番目くらいだったので2巡目になりました。
まあ冷麺だから20分くらいでは入れると思ったのですが、
実際入店は40分でした。
この「やっちょん」、
さっき来た時は「やっちょらん」でした。
並んでいる人の中には「やっちゃん」じゃないのか?
とかつぶやく人もいましたが、これは営業中ということですね。
大分弁わかりますか?
さて、席に着くと店長が固そうな塊をこねています。
「まさかこれから打つんかえ?、そりゃ時間かかるわ」
と思いました。
見ているとこの大きな「そば粉」の塊から、注文があるたびに分量分ちぎって、そして奥の製麺機にかけ、そのままゆでていました。
やはり受注生産です。
わたしは、定番の冷麺に高菜ご飯のセット(800円)にしました。
<冷麺の単品は700円>
ここは夜もやっていて、大分の焼酎や鳥天などもいけるようなので、次回は夜にゆっくり来てもいいなと思いました。
そう、出された水もほのかにカボスの香りがします。
そしてようやく冷麺が出来ました。
並んでいる時に魚系のにおいがしていたので、ベースは魚、ただし酸っぱいのにキムチが浮かんでいたり、
なかなか独創的なスープです。麺はそば粉がかなり効いているのと、あの固い塊から作られただけあって、一口目は「生?」というくらいの歯ごたえ。しかししっかりと咬むと麺の素材のうまさがちゃんと広がってきます。これは評判になるだけのことはあります。
ちなみにこの日も日本テレビ系列の番組で紹介されていたとのことでした。どおりでこの行列でしたか。
すっかりグルメリポーターになってしまいましたが、同郷の好もありこの別府から出てきた、いとこ同士でやっている、という店を応援させていただこうと思います。